Panoramaとは、Ubuntu 18.04で新たに追加されたSnapアプリのシステムモニタです。
Install panorama for Linux, Linux apps in seconds | Snap Store
白い背景に表示される大きな折れ線グラフと数値で、CPUとメモリの使用状況をリアルタイムに監視できるのが、Panoramaシステムモニタです。
コアごとのCPUの使用状況のグラフとメモリとスワップの使用状況のグラフを、メニューから切り替えて表示できます。
また、プロセスごとのCPUとメモリの使用状況も一覧表示できるので、どのプロセスが多くのリソースを消費しているのか確認することもできます。
PanoramaをUbuntu 18.04にインストールするには、Ubuntuソフトウェアから「panorama」で検索するか、端末からsnapコマンドを実行します。
$ sudo snap install panorama
Panoramaを起動すると、まず、CPUの使用状況が表示されます。
「CPU」メニューの上部には、CPUのメーカーやスピード(MHz)、そしてコアやスレッドの数が表示されます。
デフォルトではコアごとの使用率が別のグラフで表示されますが、「Graph Type」を「Individual」から「Total」にするとCPU全体の使用率がわかります。
次の「PROCESS」メニューでは、プロセスの一覧が表示され、PIDやプロセス名、CPUやメモリの使用状況を確認できます。
メモリの単位は最初「MiB」で表示されますが、「MB」に切り替えたいときは、上部の「Measurement Units」を「Binary」から「SI」に切り替えましょう。
最後は、メモリの使用状況です。上部はRAM、下部はSWAPで、「GiB」と「GB」の切り替えはプロセスと同じです。
それぞれトータルの容量、現在の使用率、そして空き容量がわかるようになっています。
なお、ウィンドウをリサイズしても、起動するたびに画面いっぱいに広がってしまうので、前回起動時のサイズが保持されると良かったですね。
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