CPU-Xとは、プロセッサーのベンダー名やコードネーム、マザーボードやBIOS、グラフィックカードなど、Ubuntu 18.04でハードウェア情報を取得・表示するためのアプリです。
Windowsで有名な「CPU-Z」のように、タブを切り替えながらUbuntu 18.04の様々なハードウェア情報を確認できるのが、CPU-Xです。
以前、CPU-Xのポータブル版を紹介しましたが、最近リリースされたCPU-X 3.2.3では、現在Linuxで主流となりつつあるAppImage版が提供されています。
※ AppImageとは、Linux用にインストール不要のポータブルアプリを配布するためのパッケージフォーマットです。拡張子が「.AppImage」の1つのファイルからなり、ちょうど、Windowsのexeファイルのようにダブルクリックするだけで起動できます。
CPU-X 3.2.3をUbuntu 18.04にインストールするには、まず。GitHubのリリースページから「CPU-X_v3.2.3_x86_64.AppImage (9.36 MB)」をダウンロードします。
ファイルマネージャからプロパティを開いて、「アクセス権」タブにある実行権限を与えたら、ダブルクリックして起動しましょう。
起動直後には管理者権限で開くか聞かれるますが、「Ignore」ボタンでキャンセルすればメインウィンドウが開きます。
なお、管理者権限で開かないと「Memory」タブなど一部表示されない情報がありますが、その場合はカレントフォルダを端末で開いて以下のコマンドを実行しましょう。
$ sudo ./CPU-X_v3.2.3_x86_64.AppImage
CPU-X 3.2.3には、他のAppImageアプリにあるようなデスクトップ設定ファイルの自動生成機能は搭載されていません。
そのためアンインストールは、単純にAppImageファイルを削除するだけで済みます。
CPU-Xのタブは左からCPU、キャッシュ、マザーボード、システム、グラフィックなどの順に並んでいます。
例えば、CPUタブでは、「Intel」のようなプロセッサーのベンダー名や、「Sandy Bridge」のようなコードネーム、さらに、クロックやキャッシュなどの詳細情報を確認することができます。
システムタブでは、LinuxカーネルのバージョンやUbuntuのバージョン、メモリの使用状況をグラフで確認することもできます。
他のタブも同様なので、切り替えてそれぞれの詳細情報を確認してみましょう。
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