E-Mageとは、Electronベースで開発されたクロスプラットフォームの画像圧縮ツールです。
E-Mage (Electron + Image Compression + Magic) | E-mage
フォーマットの異なる複数の画像をまとめて圧縮するのに便利なのが、E-Mageです。
ドラッグ&ドロップするだけでの簡単操作で、jpegoptim, jpegtran, advpng, optipngなど、複数の画像圧縮ツールの中から自動的に最適なものを選んで、画像を無劣化圧縮してくれます。
E-MageをUbuntu 18.04にインストールするには、まず、E-Mageのトップページから「emage-1.1.0-x86_64.AppImage (56MB)」をダウンロードします。
AppImageアプリを起動するには、実行権限が必要になります。ファイルマネージャからプロパティを開いたら「プログラムとして実行可能」をチェックしましょう。
ダブルクリックして起動すると、デスクトップ設定ファイルを生成するか尋ねられるので、GNOMEのアプリケーションの表示から検索できるように、「Yes」ボタンをクリックします。
また、不要になったときは、AppImageファイルと、ホームフォルダ内の「~/.local/share/applications/」フォルダにあるデスクトップ設定ファイルを合わせて削除するだけでアンインストールできます。
E-Mageの使い方は、とてもシンプルです。
「1. Choose the algorithms」には、画像圧縮に使用されるツールがフォーマット別に表示されていますが、その環境にインストールされている最適なものが自動的に選択されるので、特にオプションを変更する必要はありません。
あとは、「2. Pick the image files」に圧縮したい画像ファイルをまとめてドラッグ&ドロップするだけです。
圧縮は直後に開始され、また、ファイルは上書きされてしまうので、必ずバックアップしてからドラッグしましょう。
圧縮が終わると、オリジナルのサイズと圧縮後のサイズが表示され、どのツールによって何パーセント圧縮されたのかがわかります。
いくつかのJPGとPNG画像を試してみましたが、JPGは一瞬で圧縮され、圧縮率も50%程度と高いのですが、PNGは非常に時間がかかり、また圧縮率も数%程度です。
もともとPNGは圧縮されにくいフォーマットなので、JPGのみに使うのがいいかもしれませんね。
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