X File Explorer (Xfe)とは、WindowsのMSエクスプローラーのようなレトロな外観が特徴のX Window System向けファイルマネージャーです。
X File Explorer (Xfe)の開発が始まったのは2002年と古く、2018年の現在でもバージョンアップが続いており、軽量かつ高速なファイルマネージャとして長い間親しまれています。
上部にメニューバーとツールバー、左側にフォルダツリーが配置されたオーソドックスなレイアウトで、昔ながらの使い慣れた方法でファイルやフォルダを操作することができます。
Ubuntu 18.04標準のファイルマネージャー(Nautilus)には、左側にフォルダツリーを表示する機能がないので、ツリーでファイルの移動やコピーをしたいユーザーにはおすすめです。
【動作確認 Ubuntu 18.04, Xfe 1.43.1】
Xfeファイルマネージャーは、DebパッケージからUbuntu 18.04にインストールできます。
xfe - Browse /xfe at SourceForge.net
上記ダウンロードページにアクセスしたら、最新のバージョン番号「1.43.1」をクリックして、「xfe_1.43.1-1bionic_amd64.deb (1.7MB)」をダウンロードしましょう。
あとは、Debパッケージをダブルクリックして、Ubuntuソフトウェアからインストールするだけです。
Xfeファイルマネージャーをインストールしたら、まず、日本語フォントに変更しましょう。フォントの変更は「編集」メニューから「設定」を選びます。
「フォント」タブにある「ノーマルフォント」と「テキストフォント」から、それぞれ「Noto Sans CJK JP」など、日本語フォントを選べばメニューやファイル名を日本語表示にできます。
Xfeファイルマネージャには、デフォルトで「Clearlooks」「Human」「GNOME2」など、数種類のテーマが含まれています。
好きなテーマを選択したら、「アクセプト」ボタンをクリックしてXfeを再起動すれば、新しいテーマが適用されます。
Xfeファイルマネージャーの表示方法は、パネルツールバーから変更できます。
ツールバー左側にあるアイコンがツリーやパネルの数の変更、右側が大きいアイコン、小さいアイコン、詳細表示の切り替えです。
それぞれにショートカットキーも割り当てられているので、覚えておきましょう。
また、ファイル名が途中で省略されるのがいやなときは、パネルメニューから「オートサイズ」をオンにしておきましょう。
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