gotopとは、Goプログラミング言語で記述された、Ubuntu端末用のグラフィカルなシステムモニタ―コマンドです。
GitHub - cjbassi/gotop: A terminal based graphical activity monitor inspired by gtop and vtop
Ubuntuの端末にCPUやメモリ使用率のグラフ、ハードディスクの使用率と空き容量、ダウンロード/アップロード速度などを、1画面でグラフィカルに表示するのが、gotopコマンドです。
同様のコマンドにgtopがありますが、gotopはGo言語で記述された1ファイルのコマンドなので、パスの通ったフォルダにインストールするだけで簡単に使うことができます。
【動作確認 Ubuntu 18.04, gotop 2.0.0】
Ubuntu 18.04では、Snapパッケージからgotopコマンドをインストールできますが、gotop 0.1.1とかなり古いバージョンなので、インストールしないように気をつけてください。
最新のgotop 2.0.0をインストールするには、GitHubのリリースページから「gotop_2.0.0_linux_amd64.tgz (1.14 MB)」をダウンロードします。
Releases · cjbassi/gotop · GitHub
アーカイブを解凍すると「gotop」実行ファイルが1つだけ生成されるので、そのフォルダを端末で開いて、以下のコマンドを実行してインストールしましょう。
$ sudo install gotop /usr/local/bin/
あとは、gotopコマンドを実行するだけで、端末にシステムモニターが表示されます。
$ gotop
1段目は、コアごとのCPU使用率のグラフです。
2段目には、左側にマウントされているディスクの使用率とCPU温度、右側にメモリ使用率のグラフが表示されます。
そして3段目には、ダウンロード速度(RX)とアップロード速度(TX)のグラフと、プロセス一覧が表示されます。
プロセスはデフォルトでCPU使用率の順に並んでいますが、「m」キーと「c」キーでメモリ/CPU使用率に切り替えることができます。
システムモニターを終了して、コマンドプロンプトに戻りたいときは「q」キーです。
$ gotop -m
また、「-m」オプションを付けて実行すれば、このようにCPUとメモリのグラフだけのシンプルな表示にすることもできます。
他にも様々なオプションがありますが、詳しくは「-h」オプションでマニュアルを参照してください。
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