Panel OSDとは、Ubuntuの通知バブルの表示位置をデスクトップの好きな場所に変更するためのGNOME拡張機能です。
GitHub - jenslody/gnome-shell-extension-panel-osd
「アプリケーションは準備完了です。」のように、全く必要のないメッセージを表示したり、実際の印刷処理とはかけ離れたタイミングで印刷完了のメッセージを表示するなど、作業の邪魔をすることが多いUbuntuの通知バブル。
せめて、その位置を画面右下のように邪魔にならない場所に移動したいときに使えるのが、Panel OSD GNOME拡張機能です。
水平位置と垂直位置をスライダーで変更するだけで、通知バブルをUbuntuデスクトップの好きな位置に移動することができます。
【動作確認 Ubuntu 18.04, Panel OSD 1.0】
Ubuntu 18.04にPanel OSD GNOME拡張機能をインストールするには、Google ChromeなどのブラウザからGNOME Shell Extensionsのページにアクセスして、右側に表示されるインストールスイッチをオンにします。
Panel OSD - GNOME Shell Extensions
また、削除したいときは、Installed Extensionsのページにアクセスして、Panel OSDのアンインストールアイコン「×」をクリックします。
Panel OSD GNOME拡張機能をインストールしたら、Installed ExtensionsのページまたはGNOME Tweasの「拡張機能」からオプションを開きましょう。
Ubuntuの通知バブルの位置は、上の「Horizontal position」スライダーで左右の位置(100%に近づくほど右側)を、下の「Vertical position」スライダーで上下の位置(0%に近づくほど下方)を調整できます。
右下の「Show test notification」ボタンで変更した位置にテストメッセージを表示できるので、好みの位置に調整してみましょう。
また、テストメッセージは、端末から以下のコマンドを実行しても表示することができるので、日本語のメッセージをテストしたいときに使いましょう。
$ notify-send 'テストメッセージ'
「Reset horizontal position」と「Reset vertical position」の2つのスイッチは、通知バブルの位置をリセットするときに使います。
いずれかをオンにして「Reset」ボタンを押せば、通知バブルを初期位置に戻せます。
なお、「Force showing details for all notifications」オプションをオンにすると、途中で省略されずに通知エリアのテキストを全て表示できますが、もともと邪魔なので特に必要ないでしょう。
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