Avidityとは、Ubuntu 18.04標準のSuruをベースに開発されたダークモード用のテーマとアイコンのセットです。
Avidity Icons and Folders - Gnome-look.org
Ubuntu 18.04のデスクトップを完全なダークモードにして使いたいときにおすすめなのが、Avidityです。
標準となる「Avidity-Grape」テーマは、ダークパープルのウィンドウと紫色の選択色が特徴で、同じ色のグラデーションでデザインされた「Avidity-Grape-Suru」アイコンとセットで適用できます。
画面全体が暗いため見にくいということはなく、むしろ紫のグラデーションがダークモードによく映えて視認性は高いです。
また、カラーの異なるバリエーションが、テーマには2種類、アイコンには3種類用意されているので、好みの組み合わせでUbuntu 18.04のデスクトップをダークモードにすることができます。
【動作確認 Ubuntu 18.04, Avidity 1.5.2】
Ubuntu 18.04にAvidityテーマをインストールするには、まず、Avidity - Gnome-look.orgページの「Files」タブにアクセスします。
標準のダークパープルのテーマを選ぶなら「Avidity-Grape-GTK_1.5.2.zip (0.3MB)」を、また、メニュー等がブルーのバリエーションを選ぶなら「Avidity-Dusk-GTK_1.5.2.zip (0.3MB)」をタウンロードしましょう。
セットとなるアイコンは、Avidity Icons and Folders - Gnome-look.orgページの「Files」タブにあります。
「Avidity-Grape-Suru_1.5.2.zip (15MB)」が標準のパープルアイコン、また、「-Dusk-」がブルー、「-Mixed-」が2色のグラデーションなので、好みのものをダウンロードしましょう。
アーカイブを解凍すると、「Avidity-Grape」テーマフォルダと、「Avidity-Grape-Suru」アイコンフォルダが生成されます。
あとは、管理者権限で開いたファイルマネージャーから、テーマフォルダを「/usr/share/themes/」に、アイコンフォルダを「/usr/share/icons/」にそれぞれコピーすればインストールは完了です。
テーマの適用は、GNOME Tweakの外観にある「アプリケーション」と「GNOME Shell」から、それぞれ「Avidity-Grape」を、「アイコン」から「Avidity-Grape-Suru」を選びましょう。
こちらは「Dusk」アイコンとテーマを適用した画面です。選択色はパープルのままですが、メニューなどがブルーに変わります。
Avidityテーマのウィンドウは、上部の左右の角が丸くデザインされています。また、ショートカットメニューは上下左右のすべての角が丸になります。
AvidityアイコンはベースがUbuntu 18.04標準のSuruということおあり、インストールするだけで、ほとんどすべてのアプリアイコンをカバーできます。
関連記事
Copyright © 2009-2022 Ubuntuアプリのいいところ. All Rights Reserved.
コメントの投稿