Cumulus Qt(キューミュラス:積雲)とは、Open Weather Mapから天気情報を取得して、Ubuntuのデスクトップに天気や気温などを表示する天気アプリです。
GitHub - vadrian89/cumulus-qt: Qt port for Cumulus
以前あった「Stormcloud」という天気アプリが、「Typhoon」から「Cumulus」へと派生し、さらにQtベースに再構築されたのが今回紹介する「Cumulus Qt」です。
初代からほぼ同じ外観ですが、Cumulus Qtは情報が豊富になり、現在の天気、気温、湿度、風速だけでなく、 日の出/日の入りの時刻や最高/最低気温が表示され、当日を含めて7日間の天気予報もわかるようになっています。
【動作確認環境 Ubuntu 18.04, Cumulus Qt 4.2.1】
Ubuntu 18.04で動作するCumulus Qtは、AppImage版で提供されています。
GitHubのリリースから「Cumulus-x86_64.AppImage (36.8 MB)」をダウンロードしたら、ファイルマネージャのプロパティから実行権限を与えて、ダブルクリックで起動しましょう。
初回起動時にはチュートリアルが表示されるので、「Next」ボタンでスキップしていきます。
検索ボックスが表示されたら、「tokyo」など都市名を入力するとその候補が表示されるので、クリックして選択しましょう。
いったんアプリを閉じて、再起動すると設定した都市の天気が表示されます。
現在の天気を表すアイコンと気温が大きく表示され、その右側には湿度や風速、日の出/日の入りの時刻や最高/最低気温が小さな文字で表示されます。
また、下部の天気予報蘭をマウスホイールでスクロールすると、7日間の予報全体を確認することができます。
右上の設定アイコンをクリックすると、別画面でオプションが開きます。
オプションでは、気温や風速の単位の他、背景やテキストの色を自由に変更できます。
また、以前のアプリのように、ウィンドウを半透明にしたいときは、「Colors」から背景パレットを開いてアルファチャンネルの数値を小さくしましょう。
なお、現在のバージョンでは、天気の都市を再検索するオプションがないようです。
都市を再検索したいときは、ホームフォルダ内の隠しファイル「.Cumulus-local-v0.db」を削除してから、アプリを再起動してください。
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