Ubuntu 20.04のデスクトップ版で、ほぼ唯一利用できるアンチウイルスソフトがClamTkです。
ClamTkはコマンドラインのアンチウイルスソフト「Clam AntiVirus(ClamAV)」のGUIフロントエンドです。
ClamAVはウイルス定義ファイルも含めて自動アップデートされるので、常に最新の状態に保つことができます。
ですが、そのGUIであるClamTkは自動アップデートには対応していないため、いつまでも「アップデートが利用可能です」というメッセージが表示され続けてしまいます。
Ubuntu 20.04の標準でインストールできるのはClamTk 6.02で、これはすでに古いバージョンです。
最新版のClamTk 6.03、は以下のサイトからダウンロードできます。
アクセスしたら「clamtk (6.03)」セクションにある「Debian/Ubuntu deb」をクリックして、「clamtk_6.03-1_all.deb (166KB)」をダウンロードします。
あとは、ダウンロードしたdebパッケージを、Gdebiパッケージインストーラーからインストールしましょう。なお、古いバージョンのClamTkを削除する必要はありません。
ClamTkを起動したら、ウイルススキャンの設定を変更するため、「設定」アイコンをクリックしましょう。
サイズの大きなファイルもスキャンできるように、「20MB以上のファイルもスキャンする」オプションをチェックします。
また、サブフォルダも含めてフォルダをスキャンできるように、「ディレクトリを再帰的にスキャンする」にもチェックをいれておきましょう。
設定が完了したら「フォルダをスキャン」アイコンをクリックして、何かフォルダをスキャンしてみましょう。
ウィルスの感染がない場合は、「潜在的な脅威: 0」と表示されます。
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