ClipGrabとは、Linux, Windows, macOSで利用できるクロスプラットフォームの動画ダウンローダーです。
気になった動画をダウンロードして保存しておきたいときにおすすめなのが、ClipGrabです。
数多くの動画サイトに対応しており、動画のURLを貼り付けるだけで、好みの解像度を選んでダウンロードすることができます。
Ubuntu 20.04で動作するClipGrabは、インストール不要のAppImage版として提供されているので、ダウンロードするだけですぐに使うことができます。
【動作確認 Ubuntu 20.04, ClipGrab 3.8.13】
UbuntuからClipGrabのトップページにアクセスすると、自動的にLinux版がダウンロードできるようになるので、「Free Donwnload ClipGrab 3.8.13 for Linux」リンクをクリックして、「ClipGrab-3.8.13-x86_64.AppImage (91MB)」をダウンロードしましょう。
ダウンロードしたら、プロパティから実行権限を与えて、ダブルクリックすれば起動できます。
起動したら、まず、「設定」タブを開いて、動画のダウンロード先を選んでおきましょう。
動画を保存するときに、いちいちファイル名を付けて保存ダイアログを表示したくないときは、「ファイル名を尋ねない」オプションをチェックします。
他にも、クリップボードの動作やダウンロードの通知などを設定することもできます。
次に「ダウンロード」タブに動画のURLを貼り付けると、自動的に動画の詳細情報が取得され、動画のタイトルが表示されます。
そのままのファイル形式でダウンロードするなら「フォーマット」オプションは「Original」のままでかまいません。
あとは、「画質」リストから「1080p」「720p」など好みの画質を選んで、「ダウンロードする!」ボタンでダウンロードを開始しましょう。
ClipGrabは、複数動画の同時ダウンロードに対応しています。特に上限を設定するオプションもないため、その数に制限はないと思われます。
また、試した限りではHLS形式(拡張子 .ts)の動画はダウンロードできないようですね。動画サイトがHLS形式の場合は、HLS Downloader Chrome拡張を使いましょう。
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