Ubuntu 20.04標準のTotemやSMPlayerなどの動画プレイヤーでは、Flash (swf)ファイルは再生できません。また、Google ChromeのFlashサポートは終了しているため、ブラウザウィンドウで開くこともできません。
Ubuntu 18.04まではGnashというローカルのFlash (swf)ファイルを再生するためのアプリがあったのですが、Ubuntu 20.04には提供されていません。
また、Adobe Flash Playerは2020年12月にサポート終了となるので、それ以降はFlash (swf)ファイルが再生できなくなります。
昔保存したFlashゲームなどを2021年以降でも再生したいときは、早めにFlash Playerをダウンロードしておきましょう。
Flash Playerは実行ファイル形式のアプリとして提供されているので、インストールは不要です。ダウンロードするだけですぐに使えます。
Adobe Flash Player - Debug Downloads
Adobe Flash Playerのダウンロードページにアクセスしたら、Linuxセクションにある「Download the Flash Player Projector (64-bit)」リンクをクリックして、「flash_player_sa_linux.x86_64.tar.gz (8.1MB)」をダウンロードします。
2021年以降はダウンロードできなくなるので、ダウンロードしたアーカイブはバックアップしておきます。
解凍したフォルダ内にある「flashplayer」が実行ファイルです。ダブルクリックして起動したら、「ファイル」メニューからswfファイルを開いてみましょう。
ファイルの関連付けを行うのはThunarファイルマネージャが便利です。インストールしていない場合は、Synapticから「thunar」で検索してインストールしましょう。
まず、「$ sudo thunar」コマンドを実行して管理者権限で開いたら、「flashplayer」実行ファイルを「/usr/bin/」フォルダに移動しておきます。
次に、swfファイルのプロパティを開いて、「これで開く」リストから「他のアプリケーション」を選びます。
「指定コマンドを使用する」をクリックして「/usr/bin/flashplayer」と入力すればファイルの関連付けは完了です。
以後、swfファイルのダブルクリックでFlash Playerが起動するようになります。
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