duf (Disk Usage/Free) とは、Go言語で開発されたディスクの使用量や空き容量を表示するためのコマンドラインツールです。
GitHub - muesli/duf: Disk Usage/Free Utility
現在マウントされているハードディスクやパーティションの使用状況を端末から確認したいときに便利なのが、dufコマンドです。
ディスクの総容量、使用量、空き容量などを、単なるテキストではなくカラフルな表形式で一覧表示します。
また、表は端末ウィンドウの大きさに合わせて調整されるので、リサイズしても表示が切れることがありません。
【動作確認 Ubuntu 20.04, duf 0.4.0】
Ubuntu 20.04で動作するdufコマンドは、debパッケージで提供されています。
GitHubのリリースページから「duf_0.4.0_linux_amd64.deb (954KB)」をダウンロードしたら、Gdebiパッケージインストーラーからインストールしましょう。
Releases · muesli/duf · GitHub
インストールが完了したら端末を起動して、引数なしでdufコマンドを実行してみましょう。
$ duf
最初に表示される「local devices」が、現在マウントされているディスクやパーティションの表になります。
左からマウントポイント、総容量、使用量、空き容量、使用率、ファイルシステムタイプ、ファイルシステム名が表示されます。
空き容量は、少なるなるほど緑からオレンジ、赤と色が変わりるので、ひとめで容量の少なくなったディスクがわかります。
なお、実行結果には「special devices」として「/dev」などの特殊フォルダの情報も表示されますが、非表示にしたい場合は、「--hide-special」オプションを付けて実行してください。
$ duf --hide-special
「local devices」だけのシンプルな実行結果を表示することができます。
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