Ubuntu 20.04でCPUやメモリの使用率を常に監視しておきたいときに便利なのが、The Circles GNOME Shell 拡張機能です。
The Circles - Desktop Widget - GNOME Shell 拡張機能
独立したサークル形状の美しいウィジェットをデスクトップに追加して、時計やCPU・メモリ使用率を表示できます。
追加でいくつかパッケージをインストールする必要はありますが、拡張機能なのでConkyのように面倒な設定はなく、オプションで色や透明度を自由にカスタマイズできます。
他のGNOME Shell 拡張機能と同様に、The Circlesも拡張機能のページにあるスイッチをオンにするだけでインストールできますが、デスクトップにはエラーメッセージが表示されるだけで、ウィジェットは追加されません。
The Circlesを動作させるためには、いくつかの追加パッケージをインストールする必要があります。
$ sudo apt install gir1.2-gtop-2.0 gir1.2-nm-1.0 gir1.2-wnck-1.0 gir1.2-clutter-1.0 gir1.2-gtkclutter-1.0
端末から上記コマンドを実行したあとに、いったんUbuntuをログオフして再ログインしましょう。
すると、エラーは発生せずに、デスクトップにサークルウィジェットが表示されるようになります。
最初は5種類すべてのサークルが表示されます。表示するウィジェットを選択するには、インストール済み拡張機能のページから、The Circlesのオプションを開きましょう。
「Widgets」タブで、デスクトップに表示するウィジェットのオンオフができます。
時計が3種類とCPU, RAMのウィジェットなので、好みのものだけ表示するようにしましょう。
また、「CPU」タブなどでは、それぞれのサークルの色や透明度などを変更できます。
各サークルウィジェットは、マウスでデスクトップの自由な位置に移動できますが、普通にドラッグしても移動できません。ちょっとしたコツが必要です。
まず、マウスカーソルを移動したいウィジェット上に置きます。
次に、Superキーを押しながらドラッグを開始するとカーソルが「握った手」の形に変わるので、そのまま移動してドロップしましょう。
もし、この操作でマウスカーソルの形状が変わらないようなら、いったん拡張機能をオフにして、再度有効にしてから試してみましょう。
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