Desertとは、Ubuntu 20.04のデスクトップ全体を黄褐色の落ち着いた雰囲気にできるテーマです。
Ubuntuに適用できるテーマは白やグレーを基調としてるものがほとんどですが、Desertテーマにはそれらの色が一切使われていません。
極端に彩度を落とした黄褐色のカラーパレットを使用しているので、目に優しいテーマになっています。
また、基本のテーマでも十分に暗い感じなのですが、完全なダークテーマも用意されています。
【動作確認 Ubuntu 20.04, Desert 2020-11-22】
Ubuntu 20.04に対応したDesertテーマは、Gnome-look.orgからダウンロードできます。
Desertテーマのページアクセスして「Files」タブを開くと、2つのアーカイブが提供されています。
基本テーマが「Desert.tar.xz」、ダークテーマが「Desert-Dark.tar.xz」なので、それぞれダウンロードしましょう。
アーカイブを解凍して生成されたフォルダ「Desert」「Desert-Dark」がそのままテーマフォルダになるので、「/usr/share/themes/」フォルダにコピーすればインストール完了です。
ウィンドウ全体は黄褐色のパレットで色分けされています。背景が白ではないので差し込むような刺激がなく、目に優しいですね。
また、ウィンドウの形状は一般的なmacOS風のテーマと同じで、赤・青・黄の3色ボタンを使用しています。
かなり彩度は低いのですが、それでも見づらいということはなく、文字もはっきりとわかりますね。
こちらはダークテーマを適用した画面です。ちょっとわかりにくいかもしれませんが、単なるグレーではなく、基調となっているのは黄褐色のカラーパレットです。
セットのGnome Shellテーマは、「Desert」「Desert-Dark」ともにダークグレーで特徴はないので、他のテーマを組み合わせてみてもいいかもしれませんね。
なお、現在のバージョンではGoogle ChromeやThunarなどのアプリには正常に適用されますが、GIMPやLeafpadなど一部のアプリケーションでは、装飾が適用されないものもあります。
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