Ubuntu 20.04用に提供されているアイコンテーマは、複数のアイコンテーマを組み合わせているため、同じアイコンテーマの中でも四角や円など様々な形状が混在して、今一つ統一感に欠けるものを多く見かけます。
色はカラフルなパステルカラーの単色グラデーション、形状は円に統一された美しいアイコンテーマが、Jelly-Ellieです。
アプリケーションによってアイコンの色が異なり、その特徴が円の中に同じサイズで描かれているので区別しやすく、飽きさせないデザインになっています。
フォルダ形状は通常の四角形ですが、カラーは9色から好みのものを選択できます。
インストールされるアイコンの数は約15,000点もあり、すべてがSVGなのでサイズを変えても滑らかです。
【動作確認 Ubuntu 20.04, Jelly-Ellie 1.1】
Ubuntu 20.04に適用できるJelly-Ellieアイコンテーマは、Gnome-look.orgからダウンロードできます。
「Files」ページを開くと、「Jelly-Ellie.zip」「Jelly-Ellie-brown.zip」「Jelly-Ellie-green.zip」など、9つのテーマアーカイブが表示されます。
基本となる「Jelly-Ellie.zip」はフォルダ色がスカイブルー、その他はファイル名の末尾どおりの色なので、好みのものを選んでダウンロードしましょう。
「Jelly-Ellie.zip」を解凍すると「Jelly-Ellie」フォルダが生成されます。
さらにその中にテーマ本体のフォルダ「Jelly-Ellie」と、ダークテーマ用の追加ファイル「Jelly-Ellie-dark」の2つのフォルダがあるので、管理者権限で「/usr/share/icons/」にコピーします。
あとは、Tweaksからインストールしたアイコンテーマを適用しましょう。
まだバージョン1.1なので、アプリケーションアイコンのLibreOffice関連など一部は、円形パステルカラーになっていないものもありますが、ほとんどのアイコンはカバーできます。
フォルダアイコンは、基本のスカイブルー、オレンジ、レッドの3色を適用してみました。
他にもブラウン、グリーン、グレー、ピンク、パープル、イエローがあるので、好みの色を適用しましょう。
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