macOSを模倣してUbuntuの外観を変更するテーマやアイコンは人気があり、Gnome-look.orgにはいくつかのmacOS風セットが提供されています。
WhiteSur Gtk Theme - Gnome-look.org
その中でもUbuntu 22.04に対応して、macOSの美しい外観を再現できるのが、WhiteSurテーマとMkos-Big-Surアイコンです。
テーマはライトとダークの2種類で、アプリケーションとシェルテーマが揃っているので、簡単にUbuntu 22.04のウィンドウやドックをmacOS風にできます。
また、アイコンはすべてグラデーションが美しいベクターグラフィックで、ダークテーマ用ではゴミ箱など一部のアイコンが白から黒に変わります。
Ubuntu 22.04のmacOS風テーマ「WhiteSur Gtk Theme 」は、ライトテーマなら「WhiteSur-Light.tar.xz」をダークテーマなら「WhiteSur-Dark.tar.xz」をダウンロードしましょう。
末尾に「-solid」が付いているのは、ファイルマネージャのサイドバーなどを不透明にするバリエーションです。
ダウンロードしたアーカイブを解凍すると、それぞれ「WhiteSur-light」「WhiteSur-dark」フォルダが生成されるので、そのまま「/usr/share/themes/」フォルダにコピーします。
次に、macOS風アイコン「Mkos-Big-Sur」のテーマアーカイブは1つだけで、「Mkos-Big-Sur.tar.xz」をダウンロードして解凍すると「Mkos-Big-Sur」フォルダが生成されます。
フォルダ内には「Mkos-Big-Sur」「Mkos-Big-Sur-Night」「Mkos-Big-Sur-Panel-white」の3つのフォルダがあるので、すべて「/usr/share/icons/」フォルダにコピーすれば完了です。
※Ubuntu 22.04にカスタムテーマを適用する方法については、「Ubuntu 22.04で使えるおすすめのGNOME Shell 拡張機能」の「User Themes」を参照してください。
WhiteSurテーマのウィンドウボタンは、macOSと同じフラットな赤・緑・黄の3色丸ボタンで、ハイライト色には鮮明なブルーと淡いグレーを使い分けています。
また、フォントは適用するテーマによって変わりますが、WhiteSurテーマのフォントは、日本語でもはっきりとして読みやすいですね。
これは、Mkos-Big-Surアイコンの開発者から提供されているプレビュー画像です。
どれも本物と区別がつかないぐらいの完成度の高さで、Ubuntu 22.04でもほとんどすべてのアプリケーションをカバーできます。
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