ClamAVのGUIフロントエンドであるClamTkは、Ubuntu 22.04で最も簡単に利用できる非常駐型ウイルススキャナーです。
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Ubuntu 22.04のUbuntu Softwareから標準でインストールできるClamTkは、debパッケージ版のバージョン6.07とかなり古いです。
対してGNOMEソフトウェアからインストールできるFlatpak版は、バージョン6.13とほぼ最新なので、こちらをインストールする方がおすすめです。
※Flatpakのセットアップについては、「Ubuntu 22.04の新機能とインストール後の設定(LTSユーザー向け)」を参考にしてください。
GNOMEソフトウェアを起動してClamTkを検索すると、検索結果に2つのClamTkが表示されます。
上に表示されるのがFlatpak版のClamTkなので、クリックしてインストールしましょう。
ClamTkを起動したら、まず最初に「Settings」アイコンをクリックして設定を開きましょう。
チェックするのは2つ「Scan files larger than 20MB」と「Scan directories recursively」です。
これで、ファイルのサイズに関係なく再帰的にフォルダをスキャンできるようになります。次に、「Update」アイコンでウイルス定義ファイルの更新を開きましょう。
「Check for update」ボタンをクリックすれば、ウイルス定義ファイルのインストールが開始されます。
なお、定義ファイルの初回更新は非常に時間がかかります。途中で強制終了のメッセージがでても、そのまま待機していれば完了します。
ウイルス定義ファイルの更新が完了したら、なにかフォルダをスキャンしてみましょう。
「Scan a directory」アイコンから対象のフォルダを選べば、スキャンが開始されます。
スキャン結果には、スキャンされたファイル数と、潜在的な脅威の数「Possible threats」が表示されます。
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