Ubuntu 22.04でローカルディスクに保存されている音楽ファイルを再生したいだけ、というときにおすすめの音楽プレイヤーがAmberolです。
今では各種ストリーミングサービスに対応した音楽プレイヤーがほとんどですが、Amberolはそういった機能はすべて省かれています。
UIは左側にプレイリスト、右側にはアルバムアート、波形プログレスバー、再生コントロールが配置されているだけで、余計なメニューなどは一切ありません。
また、再生している曲のアルバムアートによってUIの色が変化するのが特徴で、アルバムの雰囲気がプレイヤーの外観にも反映されます。
【動作確認環境 Ubuntu 22.04, Amberol 0.7.0】
Ubuntu 22.04で動作するAmberolは、Flatpak版として提供されています。GNOMEソフトウェアで検索するか以下のコマンドでインストールしましょう。
$ flatpak install flathub io.bassi.Amberol
※Flatpakのセットアップについては、「Ubuntu 22.04の新機能とインストール後の設定(LTSユーザー向け)」を参考にしてください。
Amberolを起動すると音楽フォルダの選択画面が表示されるので、「Add Folder」をクリックして再生したい音楽が保存されているフォルダを選びましょう。
すると左側のプレイリストに楽曲が読み込まれるので、あとは、右側のコントロールで再生するだけです。
楽曲をいくつか再生してみるとわかりますが、アルバムアートによってUIの色が変化するので、見た目でも楽しめますね。
プレイリストの右上にあるアイコンをクリックすると、プレイリストの編集画面に変わります。
不要なタイトルをチェックして、右下のゴミ箱アイコンで削除しましょう。
なお、プレイリストは保存されず、次回起動時にもフォルダの選択画面が表示されてしまいます。せめて前回起動時の状態を記憶できるとよかったですね。
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