UbuntuでフォーマットしたUSBメモリに、ファイルやフォルダをコピーしようとすると、「コピー中にエラーが発生しました。」というメッセージが表示されて、書き込みができないことがあります。
http://git.gnome.org/browse/gnome-disk-utility/
レビューバージョン | インストール方法 | 起動方法 |
---|---|---|
ディスクユーティリティ 2.30.1 | Ubuntuソフトウェアセンターから「disk utility」で検索 ※デフォルトでインストール済み | 「システム」メニューの「システム管理」から起動 |
これは、USBメモリが管理者権限でフォーマットされ、ホームユーザーにアクセス権がないために発生します。
ディスクユーティリティの「ファイルシステムの所有権を取得」オプションを設定すれば、ホームユーザーのアクセス権でUSBメモリをフォーマットできます。
フォーマットしたいUSBメモリを挿入してマウントしたら、右クリックしてメニューから「フォーマット」を選びます。
「ディスクユーティリティ」ボタンをクリックして、ディスクユーティリティを起動します。
USBメモリがマウントされているとフォーマットできないので、「ボリュームをアンマウント」をクリックして、USBメモリをアンマウントします。
次に、「ボリュームをフォーマット」をクリックします。
「タイプ」リストからファイルシステムを選んで、ボリューム名(長いとエラーになります。)を入力します。
ホームユーザー権限でUSBメモリをフォーマットするには、「ファイルシステムの所有権を取得」オプションをチェックします。
「フォーマット」ボタンをクリックすれば、ホームユーザー権限でUSBメモリがフォーマットされ、ファイルやフォルダを書き込むことができます。
フォーマットが完了したら、「ボリュームをマウント」をクリックしてUSBメモリを開くと、「lost+found」というフォルダができています。
「lost+found」フォルダは、fsck(File System Check)コマンドを実行したときに、破損したファイルの情報などを保存しておくフォルダです。
このフォルダの権限だけは、管理者(root)になっています。
フォーマット直後で中には何も入っていないので、そのままでもかまわないのですが、削除したいときは、Ubuntuの端末から「$ sudo nautilus」コマンドで、管理者権限でNautilusを起動すれば削除できます。
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