Ubuntu 11.04から、Zeitgeist(ユーザーの活動を記録して、データベース化するサービス)が導入されました。
Zeitgeistでは、アプリケーションやファイルを開いた履歴がすべて記録され、Unityダッシュの検索結果や、Unityパネル「ファイルとフォルダ」の「最近使用したファイル」に表示されてしまいます。
困ったことに、デフォルトの機能としては、Zeitgeistの履歴を削除できないめ、プライバシーの上で非常に問題がありますよね?
ここでは、Zeitgeistの履歴をまとめて削除する方法を紹介します。
※ Ubuntu forumsの以下の記事を参考にさせていただきました。
http://ubuntuforums.org/showthread.php?t=1729516
Zeitgeistの履歴を削除するには、まず、ホームフォルダを開いて、「Ctrl + H」キーで隠しファイルを表示します。
「~home/.local/share/zeitgeist」フォルダ内にある「activity.sqlite」が、Zeitgeistのデータベースファイルなので、削除します。
次に、Ubuntuの端末を起動して、以下のコマンドを実行します。
$ zeitgeist-daemon --replace
コマンドを実行すると、新しい「activity.sqlite」ファイルが作成されて、Zeitgeistの履歴が削除されます。
履歴が削除されていることを確認するため、Unityパネルの「ファイルとフォルダ」を表示してみましょう。
「最近使用したファイル」がセクションごと非表示になり、履歴が削除されていることがわかります。
なお、Zeitgeistデーモンのリプレイスコマンドを実行した後は、続いてデバック処理などのプロセスが実行され、コマンドプロンプトに戻りませんでした。
途中で端末を閉じて処理を中止しましたが、特に問題はないと思われます。
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