Ubuntu 20.04の端末に、システムリソースの使用状況をリアルタイムで表示できるのが、nmonコマンドです。
nmon for Linux | Main / HomePage
nmonコマンドは、CPUやメモリなどのリソースの使用状況を一度にまとめて表示するのではなく、必要な情報だけを端末に積み上げて表示できるのが特徴です。
例えば、CPUをモニターしたいなら「c」キー、メモリなら「m」キーを入力すると、その情報が次々に端末に表示されていきます。
もう一度同じキーを入力すれば、そのモニターを非表示にできるので、オンオフを切り替えて様々な組み合わせでシステムをモニタリングするのに適しています。
【動作確認 Ubuntu 20.04, nmon 16m】
Ubuntu 20.04で動作するnmonコマンドは、標準リポジトリに含まれているので、端末から以下のコマンドを実行すればインストールできます。
$ sudo apt install nmon
nmonコマンドのインストールが完了したら、端末からオプションなしで実行してみましょう。
最初にホーム画面が起動して、アスキーアートで描かれた「nmon」のロゴとともに、基本的なキー操作のヘルプが表示されます。
あとは、ヘルプに従ってモニタリングしたいリソースのキーを入力しましょう。
例えば、CPUならコアごとの使用状況と平均値が、メモリならトータルと空き容量やキャッシュなどの情報を確認できます。
nmonのデフォルトはカラーモードですが、見づらいときは「b」キーを押せば、このように白黒モードに変更することもできます。
なお、システムモニターのより詳細なオプションは「h」キー、また、終了は「q」キーです。
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