APG (Automated Password Generator) とは、覚えやすいランダムパスワードを生成する、コマンドラインのパスワードジェネレータです。
http://www.adel.nursat.kz/apg/
バージョン | インストール方法 | 起動方法 |
---|---|---|
APG 2.2.3 | Ubuntuに標準でインストール済み | 端末からコマンドを実行 |
まったくのランダムパスワードというのは覚えにくいものですが、APGでは、単にランダムパスワードを生成するだけでなく、その読み方(発音の仕方)も表示してくれます。
Ubuntuの端末を起動したら、まずは、オプションなしで「apg」コマンドを実行してみましょう。
$ apg
「Please enter some random data (only first 8 are significant)」とメッセージが表示されるので、必要に応じてランダムパスワードの元になる文字列を入力したら、「Enter」キーを押します。
オプションなしの場合、8~12文字で、6つのランダムパスワードが生成されます。
それぞれ括弧の中が、読み方(発音の仕方)です。読んでみて、自分が覚えやすいパスワードを選びましょう。
パスワードの長さを固定したいときは、最小文字数「-m」と、最大文字数「-x」オプションを使います。
例えば、パスワードを10文字に固定したいときは、以下のようにオプションを指定します。
$ apg -m 10 -x 10 -t
「-t」オプションは、読み方を表示するオプションです。APGには、他にも様々なオプションが用意されているので、興味がある方は、「$ man apg」コマンドでマニュアルを参照してください。
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