Ubuntuでは、Nautilusで画像や動画を表示すると、そのサムネイルが自動的に生成されて、ホームフォルダ内の隠しフォルダ(Ctrl+Hで表示)「.thumbnails」に保存されていきます。
このサムネイルは、ユーザーがファイルを探しやすくするため、同じフォルダを再表示したときに使われるのですが、削除せずに放っておくと、数百MBになることがあります。
ここでは、Ubuntuのサムネイルを削除して、ディスク容量を節約する方法を紹介します。
いちばん手っ取り早い方法です。Nautilusで、ホームフォルダの「.thumbnails」フォルダごと削除してしまいます。
フォルダを削除しても、次にNautilusで画像や動画が読み込まれた時は、自動的に「.thumbnails」フォルダが生成されるので、システム上特に問題ありません。
手動で消すのはちょっと怖いという方には、BleachBitがおすすめです。
削除するサムネイルのリストや、増加するディスク容量を確認しながら、安全に削除できます。
Ubuntuでサムネイルの保存期間は180日と、かなり長く設定されています。
サムネイルの保存期間を変更するには、まず、Synapticから「gconf-editor」をインストールしておきます。
gconf-editorを起動したら、左側のツリーから「desktop > gnome > thumbnail_cashe」と選んで、「maximum_age」の値を、例えば1週間なら「7」に変更しておきます。
同様に「maximum_size」で、サムネイルフォルダの容量を変更することもできます。
サムネルの自動生成をオフにすることもできます。Nautilusのメニューから「編集」-「設定」を選んで、「ファイル管理の設定」を開きます。
「プレビュー」タブにある「サムネイルの表示」を「しない」に設定すれば、以後サムネイルが表示されなくなります。
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