e4defragコマンドでUbuntuの断片化を検査するデフラグを実行する

Ubuntu 20.04のext4ファイルシステムは断片化しにくい

Ubuntu 20.04では、標準のファイルシステムとしてext4 (fourth extended file system)が採用されています。

e4defrag コマンド

ext4ファイルシステムには、断片化を防ぐための機能が導入されているため、ハードディスクを長期間使用していても、ほとんど断片化が発生することはありません。

とはいえ、まったく断片化しないということではないので、ハードディスクの読み書きが遅くなったと感じた時には、e4defragコマンドで断片化の検査とデフラグを実行してみましょう。

e4defragコマンドの使い方

e4defragコマンドの使い方は簡単です。まず、断片化を検査するには、「-c」オプションを追加して、例えば以下のように検査するフォルダやデバイスを指定します。

【システムドライブ全体の断片化を検査】

$ sudo e4defrag -c /

【ホームフォルダのみの断片化を検査】

$ sudo e4defrag -c ~/

【外付けハードディスクの断片化を検査】

$ sudo e4defrag -c /dev/sdb2

e4defragコマンドでは、「Fragmentation score」という断片化の程度を表す指標で、デフラグが必要かどうかを判定します。

Total/best extents				238345/227773
 Average size per extent			104 KB
 Fragmentation score				1
 [0-30 no problem: 31-55 a little bit fragmented: 56- needs defrag]
 This directory (/) does not need defragmentation.
 Done.

Fragmentation scoreは、実行結果の最後の方に記載されています。

「0-30」なら問題無し、「31-55」ならわずかに断片化している、「56以上」ならデフラグが必要になります。

実際にFragmentation scoreが56以上になることはないと思われますが、それでも断片化が気になるときは、オプションなしでe4defragコマンドを実行します。

デフラグには非常に時間がかかるので、試しに行う場合は、ホームフォルダを指定するとよいでしょう。

【ホームフォルダのデフラグを実行】

$ sudo e4defrag ~/

デフラグが開始されると、すべてのファイルの断片化が処理され、成功したファイル数と失敗したファイル数が表示されます。

Success:   [ 32202/34498 ]
Failure:   [ 2296/34498 ]

デフラグが完了したら、もう一度断片化をチェックしてみましょう。

試しにホームフォルダをデフラグしてみましたが、Fragmentation scoreが「1」から「0」になりました。

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