Ubuntu 12.10の「システム設定」画面では、好みのアイコンを追加する機能は提供されていません。
「システム設定」画面に、例えば「ソフトウェアの更新」や「自動起動するアプリケーション」など、好みのアイコンを追加するには、デスクトップ設定ファイル(拡張子.desktop)ファイルを編集する必要があります。
Ubuntuのデスクトップ設定ファイルは、「/usr/share/applications」フォルダに格納されています。
端末を起動したら、以下のコマンドを実行して、一覧からシステム設定に表示したいデスクトップ設定ファイルを探します。
$ cd /usr/share/applications/ $ ls
例えば、「ソフトウェアの更新」アイコンを追加したいときは、「update-manager.desktop」ファイルを編集します。
$ sudo gedit update-manager.desktop
「Desktop Entry」セクションにある「Categories」エントリを以下のように変更します。
Categories=System;Settings;X-GNOME-Settings-Panel;X-GNOME-PersonalSettings
また、「Categories」エントリの下に、以下のラインを追加します。
X-GNOME-Settings-Panel=update-manager
「update-manager.desktop」ファイルを保存して閉じます。
あとは、システム設定を開いて、「ユーザー向け」セクションに「ソフトウェアの更新」アイコンが追加されているのを確認しましょう。
デスクトップ設定ファイルの内容は、アプリケーションによって異なりますが、「Categories」エントリに以下のオプションが
Settings;X-GNOME-Settings-Panel;X-GNOME-PersonalSettingsまた、その下に
X-GNOME-Settings-Panel=(アプリ名)」
が追加されていればOKです。
例えば、「自動起動するアプリケーション」アイコンを追加したいなら、「session-properties.desktop」ファイルを開いて、このように編集します。
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