Ubuntu 18.04の起動時に実行されるプログラムを確認するには、アプリケーションの表示から「session」で検索して、「自動起動するアプリケーションの設定」を起動します。
デフォルトで自動起動するアプリケーションの設定には、ほんの一部のプログラムしか表示されず、ほとんどのプログラムは隠された状態になっています。
すべての起動時プログラムを表示して管理するためには、テキストを一括変換する「sed」コマンドを使ってデスクトップ設定ファイルを書き換える必要があります。
Ubuntu 18.04の自動起動するアプリケーションの設定に、すべての起動時プログラムを表示するには、端末から以下のコマンドを実行します。
$ sudo sed -i 's/NoDisplay=true/NoDisplay=false/g' /etc/xdg/autostart/*.desktop
コマンドを実行したら、自動起動するアプリケーションの設定を開いてみましょう。
「GNOME Settings Daemon」など、今までは隠れて表示されていなかった起動時プログラムが、すべて表示されます。
例えば、「アップデート通知」のチェックをオフにすれば、Ubuntu起動時の更新プログラムチェックを無効にできます。
他にも様々な隠しプログラムが表示されますが、よくわからないプログラムをオフにするとUbuntuが正常に起動しなくなる恐れがあるので、明確にわかるプログラム以外はやめておきましょう。
また、元の状態に戻したいときは、「NoDisplay=false/NoDisplay=true」に置き換えて、もう一度以下のコマンドを実行します。
$ sudo sed -i 's/NoDisplay=false/NoDisplay=true/g' /etc/xdg/autostart/*.desktop
自動起動するアプリケーションの設定を開くと、デフォルトの隠しプログラムの状態に戻りますが、すべて表示した状態でチェックをオフにしたものは、再度オンにできるように追加で表示されます。
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