Ubuntu 20.04でファイルの移動やコピーをするときに、複数のウィンドウを開くのではなく、1つのウィンドウ内で完結したいときに便利なのが、SpaceFMです。
Ubuntu 20.04標準のファイルマネージャーもタブが使えますが、SpaceFMはそれに加えて最大で4つのパネルを同時に表示することができます。
また、「詳細」「コンパクト」「アイコン」の3つの表示スタイルの切り替えが可能で、画像や動画のサムネイルも正常に表示できます。
【動作確認 Ubuntu 20.04, SpaceFM 1.0.6】
Ubuntu 20.04で動作するSpaceFMは、標準リポジトリに含まれているので、端末から以下のコマンドを実行すればインストールできます。
$ sudo apt install spacefm-gtk3
SpaceFMをインストールしたら、まずは表示スタイルを変更していみましょう。
右クリックメニューから「表示」ー「スタイル」と選択すると、3つのスタイルオプションが表示されるので、好みのものを選びましょう。
また、デフォルトではサムネイルがオフになっていますが、「Thumbnails (global)」オプションをチェックすれば、画像や動画のサムネイルが表示されるようになります。
SpaceFMでパネルを追加するには、ウィンドウ右上のパネルバーを使います。
4つのボタンがそれぞれのパネルに対応しているので、クリックして表示/非表示を切り替えましょう。
この操作は「Ctrl 」キーと数字の「1」から「4」キーの組み合わせでも可能です。また、各パネルで「Ctrl + T」キーを押せばタブを追加できます。
なお、パネルやタブの状態や表示スタイルは保持されるので、SpaceFMを再起動しても前回終了時の状態で使うことができます。
普段からよく使うフォルダを開いておけば、移動元や移動先のフォルダをいちいち開く手間が省けますね。
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