Ubuntu 14.04のログイン画面からゲストセッションを選ぶと、誰でもパスワードなしでUbuntuを使うことができます。
また、自分のアカウントでログインした後でも、パネルのシステムアイコンから「ゲストセッション」を選ぶと、すぐにユーザーが切り替わってしまいます。
ゲストセッションは一時的な使用で権限がないため、他のユーザーのデータにアクセスしたり、データをハードディスクに保存することはできません。
個人利用のPCでゲストセッションを使わないなら、ログイン画面やシステムメニューから削除してしまいましょう。
ゲストセッションを削除するには、「/usr/share/lightdm/lightdm.conf.d」フォルダ内にあるLightDMの設定ファイル「50-ubuntu.conf」を編集します。
※ LightDM(The Light Display Manager): PCの電源を入れた後に表示されるログイン画面で、セッションを開始させる機能を提供するのが、ディスプレイマネージャです。LightDMはUbuntuのログイン画面で採用されているディスプレイマネージャの一種です。
以下のコマンドを端末から実行して、「50-ubuntu.conf」ファイルをテキストエディタで開きます。
$ sudo gedit /usr/share/lightdm/lightdm.conf.d/50-ubuntu.conf
テキストの最後に、「allow-guest=false」行を追加して保存しましょう。
[SeatDefaults] user-session=ubuntu allow-guest=false
Ubuntuを再起動すると、ログイン画面とシステムメニューから「ゲストセッション」が削除されます。
関連記事
Copyright © 2009-2022 Ubuntuアプリのいいところ. All Rights Reserved.
コメントの投稿