XScreenSaverとは、Linux、macOS、iOS、Android向けに提供されている、無料のスクリーンセーバーコレクションです。
Ubuntu 18.04でシステムのアイドル状態が続いたときには、画面が真っ黒のブランクスクリーンになりますが、これは標準でインストールされているGnome Screensaverの機能によるものです。
昔のブラウン管モニタとは違って、現在の液晶モニタが焼き付く心配はありませんが、ブランクスクリーンだと電源が入っているのかどうかわかりにくいですよね。
Ubuntu 18.04でも、昔ながらのレトロなスクリーンセーバーを表示したいときにおすすめなのが、XScreenSaverです。
ワイヤーフレームやドットなど、数十種類のスクリーンセーバーから、好みのものを選んで表示することができます。
【動作確認 Ubuntu 18.04, XScreenSaver 5.36】
XScreenSaverをインストールする前に、まず、Ubuntu 18.04にインストールされているGnome Screensaverを削除する必要があります。
端末から以下のコマンドを実行して、Gnome Screensaverを削除しましょう。
$ sudo apt-get remove gnome-screensaver
続いて、Ubuntu 18.04の公式リポジトリからXScreenSaverをインストールします。
$ sudo apt-get install xscreensaver
さらに、追加パッケージ「xscreensaver-data-extra」と「xscreensaver-gl-extra」をインストールしておけば、使えるスクリーンセーバーの種類が増えます。
$ sudo apt-get install xscreensaver-data-extra xscreensaver-gl-extra
あとは、自動起動するアプリケーションに以下のランチャーを追加しておけば、Ubuntu 18.04起動時にXScreenSaverが動くようになります。
名前と説明は何でもかまいませんが、コマンドには「xscreensaver -nosplash」と入力してください。
いったんUbuntu 18.04を再起動したら、ランチャーから「xscreensaver」で検索して起動します。
デフォルトでは、左側のリストでチェックされているスクリーンセーバーを、ランダムに表示する設定になっています。
各セーバーは「プレビュー」ボタンで表示できるので、お気に入りのものをチェックしていきましょう。
もし、スクリーンセーバーを1種類だけに限定したいときは、「モード」を「一つのセーバーのみ」に変更して、リストから1つだけ選択するようにします。
また、「ブランクになるまで」の時間でセーバーを起動するまでの時間を、「セーバーの周期」でセーバーが変わるタイミングを設定できます。
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