tint2とは、Ubuntuのデスクトップに、Windowsのタスクバーライクなウィンドウスイッチャーを表示するアプリです。
tint2 - https://code.google.com/p/tint2/
バージョン | インストール方法 | 起動方法 |
---|---|---|
tint2 0.11 | Ubuntuソフトウェアセンターから「tint2」で検索してインストール | 端末から「tint2」コマンドを実行 |
「Unityランチャーは、開いているウィンドウのタイトルが表示されず、わかりにくい」という方におすすめなのが、tint2です。
デスクトップ下部のタスクバーに、開いているウィンドウのタイトル表示して、開く/最小化と切り替えができます。
tint2をインストールしたら、端末から「tint2」コマンドを実行して、タスクバーを表示しましょう。
「自動起動するアプリケーションの設定」にランチャーを登録しておけば、次回からコマンドで起動する必要がなくなります。
ランチャーの操作は、クリックで「開く/最小化」、ドラッグで並べ替え、また、右クリックでウィンドウを閉じることができます。
tint2のデフォルト設定では、タスクバーのフォントサイズが小さいので、設定ファイルを編集して大きくしましょう。
ホームフォルダ内の隠しフォルダ「.config/tint2/」にある「tint2rc」が設定ファイルなので、テキストエディタで開きます。
# Fonts task_font = Ubuntu 10 task_font_color = #FFFFFF 100 task_active_font_color = #FFFFFF 83 task_urgent_font_color = #FFFFFF 83 task_iconified_font_color = #FFFFFF 68 font_shadow = 0
「# Fonts」セクションの「task_font =」がフォントの種類とサイズです。
また、「task_font_color =」でフォントの色や透明度を変更することもできます。
# Panel panel_monitor = all panel_position = bottom center horizontal panel_size = 90% 30 panel_margin = 0 0 panel_padding = 7 0 7 panel_dock = 0 wm_menu = 0 panel_layer = top panel_background_id = 1
タスクバーの大きさは「# Panel」セクションの「panel_size =」で設定できます。
例えば、横幅は画面の90%、縦幅は30ピクセルと指定したいなら、「panel_size = 90% 30」と変更します。
なお、編集した内容の反映には、tint2の再起動が必要になります。「システムモニター」からプロセスを終了させて、コマンドから再起動しましょう。
また、デフォルト設定に戻したいときは、「tint2rc」ファイルを削除してから、再起動します。
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