Profile-cleanerとは、Google ChromeやFirefoxなどのブラウザのプロファイルデータを最適化するためのコマンドラインツールです。
graysky2 profile-cleaner · GitHub - https://github.com/graysky2/profile-cleaner
バージョン | インストール方法 | 起動方法 |
---|---|---|
Profile-cleaner 2.30 | 端末から下記のコマンドを実行、PPAリポジトリを追加してインストール | 端末から「profile-cleaner」コマンドを実行 |
$ sudo add-apt-repository ppa:graysky/utils $ sudo apt-get update $ sudo apt-get install profile-cleaner
「最近、Ubuntuでブラウザが遅いな」と感じたら試してみたいのが、Profile-cleanerです。
コマンドを実行するだけで、ブラウザのプロファイルデータであるSQLiteデータベースのサイズを小さくできます。
また同時に、データベースを再インデックスすることで、ブラウザを高速化することもできます。
Profile-cleanerをインストールした時の注意書きにも表示されますが、コマンドを実行する前に、必ず最適化するブラウザを終了してください。
ブラウザを起動したまま実行してしまうと、正常に最適化できません。
Ubuntuの端末を起動したら、まず、オプションなしでコマンドを実行して、最適化したいブラウザのオプションを調べましょう。
$ profile-cleaner
例えば、Google Chrome安定版なら「gc」、Firefoxなら「f」のように、コマンドラインオプションがわかります。
今度は、オプションを付けてコマンドを実行すれば、そのブラウザのプロファイルが最適化されます(実行前にブラウザを終了させるのを忘れないでください)。
$ profile-cleaner gc
実行結果では、クリーニングの詳細と、トータルでどのくらいサイズが小さくなったのかがわかります。
プロファイルデータベースの再インデックスの効果だと思いますが、わたしが試した限りでは、コマンド実行直後にChromeのページ表示速度が向上しました。
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