GtkOrphanとは、Ubuntuで不要なパッケージを削除するためのGUIツールです。
GtkOrphan http://www.marzocca.net/linux/gtkorphan.html
バージョン | インストール方法 | 起動方法 |
---|---|---|
gtkorphan 0.4.4-1.1 | Ubuntuソフトウェアセンターから「gtkorphan」で検索してインストール | Dashホームから「gtkorphan」で検索して起動 |
Ubuntuでアプリのインストール/アンインストールを繰り替えしていると、以前は使われていたが今は使われていないライブラリなど、孤立したパッケージ(Orphaned Packages)が残ることがあります。
不要になった孤立したパッケージを削除して、システムをクリーンにできるのが、GtkOrphanです。
インストールされている不要なパッケージだけでなく、アンインストール済みのアプリの設定ファイルも削除することができます。
GtkOrphanは、管理者権限で実行する必要があります。起動時にパスワードが求められるので、管理者パスワードを入力して起動しましょう。
起動すると自動的に不要なパッケージがチェックされ、「Orphaned packages」タブにリストされます。
各パッケージの右クリックメニューから「Show package details」を選ぶと、その詳細情報を確認することもできます。
リストから削除したいパッケージをチェックして「OK」ボタンを押すと、確認メッセージが表示されるので、「はい」ボタンで削除を実行しましょう。
孤立したパッケージをすべて削除しても、さらに不要になるパッケージが見つかる場合があります。
その場合は、「No orphaned libraries found」と表示されるまで、リストからチェックと削除を繰り替えしましょう。
また、「Options」をクリックして「Show uninstalled packages with orphaned configuration files」をチェックすると、アンインストールしたアプリの設定ファイルがリストアップされます。
不要なパッケージと同様に、不要になった設定ファイルもチェックして削除することができます。
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