Hard Disk Sentinelとは、ハードディスクの健康状態を診断して、端末に表示するコマンドラインツールです。
Hard Disk Sentinel - Free Linux version http://www.hdsentinel.com/hard_disk_sentinel_linux.php
バージョン | インストール方法 | 起動方法 |
---|---|---|
Hard Disk Sentinel for LINUX console 0.08 | プログラムとして実行を許可する | 端末から管理者権限で実行 |
SMARTデータを元にハードディスクを診断して、その健康状態や温度、また、起動時間などを確認できるのが、Hard Disk Sentinelです。
インストール不要のシングルファイルのハードディスク診断ツールで、外付けハードディスクを含むすべてのディスクの診断結果を、まとめて端末に表示できます。
※ SMART(Self-Monitoring Analysis and Reporting Technology)とは、ハードディスクに内蔵された自己診断機能のことで、温度や起動時間などの情報をハードディスク内部に記録しています。
Hard Disk Sentinelのページにアクセスしたら、ページ中程にあるダウンロードリンクから、「hdsentinel_008.zip (641KB)」をダウンロードします。
32bit版と64bit版があるので、注意してください。
ダウンロードしたzipアーカイブを解凍すると、「HDSentinel」ファイルが生成されるので、右クリックしてプロパティを開きましょう。
「アクセス権」タブにある「プログラムとして実行可能」をチェックすれば、Hard Disk Sentinelを端末から実行できるようになります。
「HDSentinel」ファイルは、どこに保存してもかまいません。端末を開いて「cd」コマンドで保存先のフォルダに移動したら、管理者権限で実行しましょう。
$ sudo ./HDSentinel
フォルダの移動が面倒な場合は、ホームフォルダ直下に保存しておけば、上記コマンドを実行するだけです。
ハードディスクの診断結果には、上から「sda, sdb, sdc」の順に接続されているデバイスが表示され、そのモデルやシリアル番号、総容量などがわかります。
「Temperature」には温度が表示され、「Health」と「Performance」でハードディスクの健康状態がわかります。「100%」と表示されていれば、ハードディスクは健康と判断できます。
さらに、「Power on time」に現在までの起動時間が、「Est. lifetime」には、あくまでも目安ですが、残りの使用可能時間が表示されます。
なお、ハードディスク自体がSMARTに対応していない場合は、温度などが「Unknown」と表示されます。
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