slurmとは、ネットワークトラフィックをリアルタイムで監視するためのコマンドラインツールです。
GitHub - mattthias/slurm: yet another network load monitor https://github.com/mattthias/slurm
バージョン | インストール方法 | 起動方法 |
---|---|---|
slurm 0.4.3-2 | Ubuntuソフトウェアセンターから「slurm」で検索してインストール | 端末から「slurm」コマンドを実行 |
数値だけではなく端末に表示されるアスキーアートのグラフで、常にネットワークトを監視できるコマンドが、slurmです。
上下に分かれてリアルタイムで更新されるグラフで、現在のダウンロード/アップロードスピードを確認することができます。
また、3つのグラフモードが用意されており、オプションで切り替えて表示できます。
slurmコマンドでネットワークトラフィックを表示するには、「-i」オプションでモニタリングしたいネットワークインターフェース(ここでは「wlp2s0」)を指定して実行します。
ネットワークインターフェースがわからないときは、「ifconfig」コマンドを実行して調べておきましょう。
$ slurm -i wlp2s0
コマンドを実行すると、アスキーアートで描かれたグラフが、左から右にスクロールして表示されていきます。
上の緑がダウンロード(受信: RX)で、下の赤がアップロード(送信: TX)のグラフです。
また、グラフ下の左側にはRXの現在のスピードやトップスピード(KB/s)などが、右側にはTXのスピードが、それぞれ数値で表示されます。
いったん「Q」キーでモニタリングを終了したら、今度は「-c」オプションを追加して実行してみましょう。
$ slurm -c -i wlp2s0
「-c」オプションは「combined graph」モードで、RX/TXの区別なく、全体のネットワークトラフィックを1つのグラフで表示できます。
$ slurm -l -i wlp2s0
また、「-l」オプションで実行すれば、グラフが大きくテキスト情報が少ない「large split graph」モードで起動することもできます。
関連記事
同じカテゴリの最新記事
Copyright © 2009-2020 Ubuntuアプリのいいところ. All Rights Reserved.
コメントの投稿