Ubuntu 20.04で、ただ書くことに集中したいときにおすすめのテキストエディタが、FocusWriterです。
フォントのカスタマイズはもちろん、フルスクリーンの背景に画像を設定して透明化できるので、好きな風景を見ながら集中して文章を書くことができます。
Linux, Windows, macOS版があるクロスプラットフォームのテキストエディタで、Ubuntu 20.04には公式リポジトリから簡単にインストールできます。
【動作確認 Ubuntu 20.04, FocusWriter 1.7.4】
Ubuntu 20.04で動作するFocusWriterは、端末から以下のコマンドを実行するだけでインストールできます。
$ sudo apt install focuswriter
FocusWriterを起動すると、まず、フルスクリーンに何もない画面が表示されます。
FocusWriterでは、メニュー等のインターフェースはすべて隠されており、マウスを画面端に移動することで表示できるようになっています。
フォントや背景画像をカスタマイズするには、画面上部にマウスカーソルを移動してツールバーから「テーマ」を選択しましょう。
なお、どうしてもフルスクリーンは不便だというときは、「F11」キーでノーマルウィンドウに切り替えることもできます。
FocusWriterには、デフォルトテーマとして8種類のテーマが用意されています。
新しくカスタムテーマを作成するには、「新規」ボタンをクリックしましょう。
「文字」セクションでフォントのサイズや種類を変更できます。
テキストエディタの背景に好みの画像を設定するには、「ウィンドウの背景」にある「画像」ボタンをクリックして、画像ファイルを選択しましょう。
また、背景はデフォルトで白ですが、透明化したいときは、「テキスト背景」の「不透明度」を「60%」のように下げます。
カスタムテーマの編集が終わったら、テーマダイアログを閉じて、文章を入力していきましょう。
なお、FocusWriterで作成したファイルのデフォルトの保存形式はOpenDocument文書(.odt)ですが、プレーンテキスト(.txt)として保存することもできます。
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