Ubuntu 16.04では、ユーザーに不評だったUnity Dashのオンライン検索がデフォルトで無効化されましたが、なぜかAmazonアイコンだけは残っています。
DashからAmazonアイコンをクリックすると、非常に重くまったく使われていない「Ubuntuウェブブラウザー」が起動して、「amazon.com」のページが表示されます。
Unity Dashで何か検索するたびに表示されるのはうっとおしいので、Amazonアイコンは削除しておきましょう。
Amazonアイコンを根本的に削除するためには、その元のアプリである「unity-webapps-common」を削除すればいいのですが、依存関係の問題で、「Unity Tweak Tool」も削除されてしまいます。
Unity Tweak Toolは、Ubuntuをカスタマイズするための重要なツールなので削除できません。
表面上Amazonアイコンを削除するだけであれば、そのデスクトップ設定ファイルを削除するだけで済み、システムに影響を与えることはありません。
まず、端末から「$ sudo nautilus」コマンドを実行して、管理者権限でファイルマネージャを起動しましょう。
サイドバーから「コンピューター」をクリックして、「/usr/share/applications」フォルダを開きます。
Amazonアイコンを見つけたら、デスクトップ設定ファイルであることを確認して、削除しましょう。
これで、Unity DashにAmazonアイコンが表示されなくなります。
なお、将来「unity-webapps-common」がアップデートされた場合、デスクトップ設定ファイルが復活することも考えられますが、このパッケージは頻繁にアップデートされるものではないので、その可能性は低いでしょう。
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