新しく購入した外付けハードディスクは、通常Windows用のファイルシステム「ntfs」でフォーマットされています。
Ubuntuの標準ファイルシステムは「ext4」なので、Ubuntu専用でハードディスクを使いたいときは、「ext4」にフォーマットしてから使いましょう。
Ubuntu 16.04からは、特に追加のアプリなどは必要とせず、ファイルマネージャから簡単にハードディスクをフォーマットできるようになっています。
また、アクセス権がログインユーザーのものに設定されるため、面倒なアクセス権の変更は必要なく、すぐにファイルの書き込みや削除ができます。
Ubuntu 16.04ではファイルマネージャの標準機能で、ハードディスクをフォーマットできます。
フォーマットしたいハードディスクを接続したら、右クリックメニューから「フォーマット」を選びましょう。
「ボリュームを初期化」ダイアログが開くので、「消去」リストからデータの消去方法を選択します。
新しく購入したハードディスクには特にデータがないので、「既存のデータを上書きしない」のままにしておきます。プライバシーデータなどを安全に削除したいときは、「既存のデータをゼロで上書きする」を選択することもできますが、非常に時間がかかります。
「タイプ」からはファイルタイプを選択します。Ubuntu専用にするので、「Linuxシステムと互換 (Ext4)」を選びます。
最後に「名前」にボリューム名を入力したら、「初期化」ボタンでをクリックします。
確認メッセージが表示されるので、問題なければ「初期化」ボタンでフォーマットを開始しましょう。
「既存のデータを上書きしない」場合は、ほんの数秒でフォーマットは終わります。
フォーマットが終わると、特にメッセージは表示されず、サイドバーに新たなボリューム名が表示されるので、クリックしてマウントしましょう。
ファイルマネージャからフォーマットした場合のアクセス権は、「所有者: 自分」「アクセス: 作成と削除」になるので、すぐにファイルの書き込みや削除ができます。
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