Ubuntu 16.04ではデフォルトで、ログインするときにサウンドが鳴らないように設定されています。
Ubuntuを古くから使っているユーザーはご存じだと思いますが、Ubuntu 11.10以前のバージョンでは、ログイン時に印象的なサウンドが再生されていました。
Ubuntu 12.04からは、「3秒のサウンド再生は無駄」という開発者の意向で、ログインサウンドが再生されないように仕様変更されています。
ただ、ログインサウンドそのものはUbuntu 16.04にも存在するので、「自動起動するアプリケーション」を使えば、あのなつかしいログインサウンドを再生することができます。
また、サウンドファイルを再生するコマンド「paplay」を使えば、好みのサウンドをログインサウンドに設定することもできます。
Ubuntu 16.04であのなつかしいログインサウンドを有効にするには、まず、Dashから「session」で検索して、「自動起動するアプリケーション」を開きます。
「追加」ボタンをクリックして、新しい自動起動するプログラムを開いたら、「コマンド」ボックスに以下のコマンドをコピーペーストしましょう。
/usr/bin/canberra-gtk-play --id="desktop-login" --description="GNOME Login sound"
「名前」と「説明」を入力して追加すれば、次回ログイン時にあのなつかしいログインサウンドが再生されます。
また、ログインサウンドを好みのサウンドファイル(.ogg, .wav)に変更したいときは、音楽ファイルを再生するコマンド「paplay」を使いましょう。
paplay /home/ubuntuapps/ミュージック/sound1.wav
この例のように、「コマンド」ボックスに、paplayに続いてサウンドファイルへのパスを設定すれば、好きなサウンドをログインサウンドとして再生することができます。
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