容量の大きな動画の必要な部分だけをカットして保存すれば、それだけハードディスクの容量を節約でき、また、見たいシーンからいつでも動画を再生することができます。
GitHub - ozmartian/vidcutter: A modern yet simple multi-platform video cutter and joiner
面倒な設定をすることなく、できるだけ簡単に動画の必要な部分だけをカットしたい、というときにおすすめなのが、VidCutterです。
mp4, mkv, webmなど様々な形式の動画ファイルを開いて、開始位置と終了位置を指定するだけで、すばやく動画をカットして無劣化で保存することができます。
【動作確認 Ubuntu 20.04, VidCutter v6.0.0】
VidCutterはそのバージョンとUbuntuのバージョンの組み合わせによっては、正常に動作しないことがあります。
Ubuntu 20.04の場合、現時点での最新バージョンVidCutter v6.0.5.1は、Snap版をインストールすると、起動はできても保存するときに落ちて使えません。また、AppImage版は起動すらできません。
Ubuntu 20.04で正常に動作するVidCutterのバージョンは一つ古いv6.0.0で、AppImage版をダウンロードできます。
まず、GitHubのリリースページにアクセスしたら「v6.0.0」セクションを探し、「Assets」をクリックして展開しましょう。
表示されたファイルの中から「VidCutter-6.0.0-x64.AppImage」を選んでダウンロードします。
あとは、ファイルマネージャからダウンロードした「VidCutter-6.0.0-x64.AppImage」に実行権限を与えれば、ダブルクリックで起動できます。
VidCutterの使い方は、いたってシンプルです。まず、VidCutterを起動したら、カットしたい動画ファイルをウィンドウにドラッグ&ドロップします。
動画ファイルが読み込まれたら、下部のコントロールにある「Play Media」ボタンで動画を再生しながら、スライダーで開始位置を探します。
「Start Clip」ボタンをクリックすると、右側にある「CLIP INDEX」に開始位置のサムネイルと時間が表示されます。
次に、終了位置に移動して「End Clip」ボタンをクリックすると、「CLIP INDEX」に終了時間が表示されます。
あとは、「Save Media」ボタンをクリックして、でカットした動画に名前を付けて保存しましょう。
なお、1つの動画に複数の開始位置と終了位置を設定すれば、必要な箇所だけ結合して保存することもできますが、元の動画ファイルによっては、保存するのに非常に時間がかかることがあります。
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