Weatherとは、現在の天気を巨大なアスキーアートで描くコマンドラインツールです。
GitHub - weather: Weather via the command line https://github.com/jessfraz/weather
バージョン | インストール方法 | 起動方法 |
---|---|---|
weather v0.9.7 | GitHub内のWeatherページにあるReleaseタブから「weather-linux-amd64 (6.6MB)」ファイルをダウンロード | 端末から「weather」コマンドを実行 |
IPアドレスから場所を自動検出して、現在の天気・気温・体感温度・湿度などを表示するのが、Weatherコマンドです。
晴れや曇りなど、天気の状況を巨大なアスキーアートで描くのが特徴で、また、天気情報はDark Skyから取得するため、非常に正確です。
ダウンロードしたweather-linux-amd64は、それ自体が1つの実行です。そのまま使うこともできますが、使いやすいようにインストールしておきましょう。
まず、「$ sudo nautilus」コマンドで、ファイルマネージャを管理者権限で起動します。
次に、linuxで一般的に、ユーザーの追加コマンドを格納するフォルダである「/usr/local/bin」に、weather-linux-amd64をコピーします。
コマンドを実行しやすいように「weather」にリネームしたら、プロパティを開いて「アクセス権」タブにある「プログラムとして実行できる」をチェックすれば完了です。
あとは、端末を開いてweatherコマンドを実行しましょう。
$ weather
まず、上部に巨大なアスキーアートが描かれて、天気の状況がわかります。
Current weather is Mostly Cloudy in Tokyo in Tokyo for July 19 at 10:27pm JST The temperature is 25.45°C, but it feels like 26.02°C Ick! The humidity is 75% The wind speed is 4.29 m/s S The cloud coverage is 80% The visibility is 0 kilometers The pressure is 1011.03 mbar
アスキーアートの下には、IPアドレスの場所、現在時刻、気温、さらに体感温度などが表示されます。
通常、個人のインターネット環境の場合、IPアドレスはプロバイダの場所になるので、天気の場所を指定したい場合は、「-l」オプションに続いて都市名を指定しましょう。
$ weather -l sapporo
また、「-d 3」のようにオプションで日数を指定すれば、3日間天気予報を表示することもできます。
$ weather -d 3
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